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【バフェットVol.4】「暴落で眠れない」40代へ|2008年リーマンの実話

バフェットの言葉Vol.4 アイキャッチ

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

— WARREN BUFFETT —

“Be fearful when others are greedy, and greedy when others are fearful.”

他人が貪欲なときに恐れ、
他人が恐れるときに貪欲であれ。


あなたの今
暴落で含み損が膨らみ、夜眠れない。売るか/積立を止めるか/買い増すかで固まっている。

この記事の役目
暴落時の判断軸を、バフェット氏のリーマンショック実話で渡す。

手に入れるもの
「下がる→セール」と捉え直す思考と、夜眠れる安堵感


「暴落のニュースで含み損が膨らんで、夜も眠れない」
「積立を止めるか続けるか、判断できずに固まっている」
「買い増ししたいけど、もっと下がりそうで動けない」

——もし、こうした声がご自身の心と重なるなら、この記事はあなたのために書きました。

ウォーレン・バフェット氏の今日紹介する一言は、暴落の渦中で固まってしまったあなたに、夜眠れる判断軸を運んでくれます。


📌 この記事の対象読者:会社員・公務員の方を主に想定しています。経営者・自営業者の方には別シリーズで取り上げる予定です。

目次

もしかしてこれ、あなたですか?

📋 当てはまるものに✓を入れてみてください

  • □ 含み損のせいで、夜中に何度も証券アプリを開いてしまう
  • □ 「もっと下がりそう」「いや戻るかも」で、何時間も固まっている
  • □ 積立を一度止めようかと、設定画面を何度も開いている
  • □ SNSで「全部売った」「これから買う」と発信を見て揺さぶられる
  • □ 暴落のニュースを見るたびに、心臓が一段下がる感覚がある
  • □ 家族や同僚に「投資やめれば?」と言われて、ぐらつく

3つ以上当てはまった方は、「市場の感情」と「自分の感情」が同期してしまっている状態にあります。

これは決して恥ずかしいことではありません。世界一の投資家でも、底は当てられなかったのですから。


バフェットの言葉が、あなたの「眠れない夜」を救う理由

嵐の中でも揺るがない大樹のイラスト

① 2008年リーマンショック直後、バフェット氏は主要案件で計80億ドル超を投じた

これは伝説的な実話です。2008年10月16日、リーマン・ブラザーズが破綻して市場が地獄を見ていた時期に、バフェット氏はNew York Timesに「Buy American. I Am.(アメリカを買え。私は買う)」という寄稿文を発表しました。

しかも、彼の言葉は口先だけではありませんでした。

9月23日:ゴールドマン・サックスに50億ドル(年10%配当の優先株) – 10月:General Electricに30億ドル(優先株+ワラント) – 危機時の総投資額:80億ドル超

世界中が「金融システムの終わり」と叫んでいた瞬間に、世界一の投資家は約1.5兆円相当を市場に投じていたのです。

② しかし——バフェット氏ですら、底は当てられなかった

ここが最も大切な事実です。

寄稿文「Buy American. I Am.」を発表した2008年10月16日以降、S&P500はさらに約26%下落しました。底打ちは2009年3月9日(S&P500=676.53)。つまりバフェット氏は、「買った瞬間から5ヶ月、含み損が膨らみ続けた」のです。

📊 衝撃の長期結果
それでも、寄稿時点でS&P500を買っていた人は、長期的には+227%(2013年時点)まで膨らみました。
つまり「底を当てる」ことではなく、「恐怖の中で買って持ち続ける」ことが、勝者を決めたのです。

世界一の投資家ですら底は当てられない。だからこそ、私たちが目指すべきは「底を当てる」ことではなく、「下がっても積立を止めない」ことです。


よくある「3つの誤解」と、世界一の投資家が突きつける現実

暴落のときに頭をよぎる「3つの誤解」を、バフェット氏のリーマンショック実話で解いていきます。

❌ よくある誤解 1

「暴落で底を当てて買えば、最大の利益が取れる」

✅ 現実

バフェット氏ですら2008年に底を当てられませんでした。10月16日の寄稿後、S&P500はさらに約26%下落、底打ちは2009年3月9日。世界一の投資家ですら不可能なことを、私たちが当てる必要はありません。

❌ よくある誤解 2

「暴落時は積立を一時停止し、回復してから再開すべき」

✅ 現実

暴落こそが「最大のセール期間」。安い値段でたくさんの口数を仕込めるチャンスを、自分から手放すのは長期投資で最ももったいない判断です。バフェット氏が80億ドル超を投じたのも、まさにこの瞬間でした。

❌ よくある誤解 3

「暴落は予測してから備えればいい」

✅ 現実

暴落は予告なしに来ます。冷静なうちに「暴落時の行動ルール」を紙に書き、見える場所に貼っておくのが唯一の対策。心が揺れた瞬間に、それが盾になります。

誤解の正体は、「自分がコントロールできる」と思い込んでしまうこと。底当てもタイミングも、世界一の投資家ですら不可能。私たちにできるのは、ルールに従うことだけです。


あなたの状況別・今日やる「たった1つ」のこと

タイプA:含み損で眠れない/売ろうか迷っている方

✅ 今日やる1つ:「売らない」と紙に書いて、見える場所に貼る

暴落時の最大の敵は、自分の感情です。「売らない」と1行だけ紙に書き、机の前か枕元に貼る。それだけで、夜中にスマホを開く回数が激減します。投資資金が短期的に必要なお金でない限り、何もしないことが最高の戦略です。

タイプB:積立を止めようか迷っている方

✅ 今日やる1つ:自動買付け設定の「実行日」をカレンダーに記入する

「自分が今日、積立をする」と意識した瞬間、止める判断は不思議なほど揺らぎません。バフェット氏が買った2008年10月のように、下がっている時こそが最大のセールだと思い直してください。今、安い値段で多くの口数を買えているということです。

タイプC:買い増しを迷っている方

✅ 今日やる1つ:「買い増し用の余剰資金」を3回に分割して投入する

底を当てるのは不可能なので、3分割(今日・1ヶ月後・2ヶ月後)で機械的に投入。これがプロでも使うドルコスト平均法の応用形です。「もっと下がるかも」という迷いは、ルールで殺すのがコツです。

3タイプに共通するのは、「感情ではなくルールで動く」ことです。バフェット氏が暴落時に冷静でいられたのも、ルールがあったからです。


暴落は「未来のあなた」へのプレゼント

🎁 今、何が起きているか
あなたが暴落で苦しんでいるこの瞬間、自動積立は「安い値段でたくさんの口数を買っている」状態です。これは10年後、20年後のあなたへの最大のプレゼントになります。
含み損は、長期投資家にとって「セール期間中の値札」にすぎません。

「他人が恐れるときに貪欲であれ」とは、勇敢になれという話ではありません。「みんなが売っているときに、淡々と買い続ける人になろう」という、ただそれだけのメッセージです。


「他人が貪欲なときに恐れ、他人が恐れるときに貪欲であれ」——この言葉は、

底を当てるな、ルールで動け

という、暴落対応の真理を教えてくれます。

世界一の投資家ですら、寄稿後にさらに-20%の下落を被りました。それでも長期で+227%になったのは、「買った後、何もしなかった」からです。

次回はVol.5、「株式市場は、せっかちな人から忍耐強い人へお金を移す装置だ。」。バフェット氏が38年間コカ・コーラを保有し続けた結果、年配当利回りが取得簿価ベースで63%になっている実話を深掘りします。お楽しみに。


📚 億万長者の言葉シリーズ・全7本

  • Vol.1 もう遅いと諦めかけたあなたへ|長期投資の本質
  • Vol.2 毎月お金が残らない方へ|先取り貯蓄
  • Vol.3 損が怖くて動けない方へ|リスク管理
  • Vol.4 暴落で眠れない方へ|暴落対応(本記事)
  • Vol.5 投資を見るのに疲れた方へ|ほったらかし投資
  • Vol.6 高配当株の罠が怖い方へ|銘柄選び
  • Vol.7 副業・資格に踏み出せない方へ|自己投資

🌊 あなたの「次の10分」

この記事を閉じたあと、10分だけ時間をください。タイプAなら「売らない」と紙に書く、タイプBならカレンダーに積立日を記入、タイプCなら3分割の日程を決める。それだけで、今夜のあなたは少し眠れます。私がこのブログを続けているのは、暴落の渦中で固まっている読者さんが、未来の景色を取り戻す瞬間を信じているからです。



※本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれる場合があります。読者の方が不利益を被ることはありません。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。記載の数値は執筆時点のものです。


📖 もっと深く学びたい方への2冊

本シリーズの内容をさらに深めたい方に、私が実際に何度も読み返している2冊をご紹介します。1冊目は入門に最適2冊目はシリーズ通しの決定版です。

① 入門:『サイコロジー・オブ・マネー』モーガン・ハウセル

投資の本というより「お金との付き合い方」の本。バフェット氏の「99%は50歳以降に蓄積された」というエピソードもこの本から。19のショートストーリーで、40代の今読むべき1冊です(ダイヤモンド社・2021年)。

② 決定版:『ウォーレン・バフェット 投資家に贈った全言葉』アレックス・W・モリス

バークシャー・ハサウェイ年次株主総会31年分・1,700件以上の質疑から500件を厳選した、バフェット氏の「生の言葉」が読める一冊(KADOKAWA・2026年2月刊・648ページ)。本シリーズ通しの参考書です。


📚 本記事で引用した数値・実話の出典

  • 2008年10月16日 NYT寄稿「Buy American. I Am.」:原文
  • ゴールドマン・サックスへの50億ドル優先株投資(2008/9/23・年利10%・$115ストライク価格のワラント付):Goldman Sachs公式
  • GEへの30億ドル永久優先株投資(2008/10/1・年利10%・$22.25ストライク価格のワラント付):CNN Money

※すべての数値は2026年5月時点で再確認しました。

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📚 バフェットの言葉シリーズ

次の3分|あなたの一歩が、papa-fpの存在意義です

私(papa-fp編集長・40代会社員FP)がこのブログを書き続ける理由は、ただ一つ——あなたが「お金の不安」から少しでも自由になり、自分と家族のために使える時間を取り戻してほしいから、です。

暴落は必ず来ます。でも、暴落のたびに積立を続けた人だけが、回復の恩恵を全額受け取れる。その事実を知っている今のあなたは、もう大丈夫です。

今日この記事を読んだあなたは、もう「知らなかった自分」には戻れません。その知識を、次の3分で「行動」に変えてみてください。あなたの一歩が、このブログの存在意義です。


免責事項

本記事はFP2級保有者の一般的な考え方を共有するものであり、個別の投資助言や税務アドバイスではありません。具体的な運用・税務判断は、ご自身の責任においてご検討ください。必要に応じて、IFA・税理士・公的な金融相談窓口をご活用ください。

本記事に含まれる試算・シミュレーションは、執筆時点の制度・前提条件に基づくものであり、将来の結果を保証するものではありません。

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この記事を書いた人

40代会社員・FP取得・投資歴5年。
妻と子供2人・犬1匹の5人家族。
20代はパチンコとタバコでお金を浪費していましたが
結婚・子育てをきっかけにお金と向き合い始めました。
同じ世代の会社員に向けてお金の不安をなくす
情報を発信しています。

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